2007年07月25日

「創って学ぼう著作権〜先生と生徒の体験学習・兵庫の記録」刊行されます!

私が権利処理の講師と権利処理機構に参加しております、体験型著作権学習イベント「実践!著作権」の様子が、このたび書籍にまとまることになりました。
 「創って学ぼう著作権」と題して、平成18年度イベント参加の先生と生徒たちの様子をご紹介するとともに、この体験型著作権学習イベントを開催しようとしたきっかけ、学校での著作権教育についてのちょっとした提言などを致しております。
 平成18年度はまさに「先生と生徒の共同学習」でした。参加教員は放送部顧問など著作権について知識も権利処理の経験もある先生方もいらっしゃいましたが、学校での利用を超えての権利処理の体験は初めてです。生徒は権利処理はおろか「著作権」だって、浴分からない状態でした。それでもみんな無我夢中で映像作品を制作し、レコード会社に電話し、申請書を作成しました。そして、「許諾を求める利用者」から「自分たちの作品の権利者(著作者)」となることを体験したのです。そんな5日間の活動について、先生と生徒がどんなことを感じたのか、それぞれの言葉でかたってもらっています。
 この「実践!著作権」は平成17年、18年と続けて兵庫県教育委員会他のご協力を得て開催しています。平成17年に初めてこのイベントを企画したとき、一体どうすればいいのか、権利処理を通じた著作権教育のために何が必要なのか、ということから検討しました。著作物は何でも使えるようにするのか(そうすると権利処理の負担が大きい)、音楽だけにするのか(権利管理と処理の実績があるので、比較的楽)、学習というと割りとすぐに許諾されるが、そのような「例外」を「あたりまえ」と思うところに、著作権に対する意識が薄くなるのではないか、等等最初のスキームを作るまで苦労しました。
しかし、どうなることかと思った平成17年度も、参加した生徒たちの熱意がワークショップを盛り上げ、様々な成果を生みました。平成17年度の作品紹介と生徒の感想も掲載していますが、生徒が権利処理を通じて感じたことは共通しています。
この書籍を通して、このイベントが単なる著作権の学習イベントを越えて、様々なことの学習に繋がっていることを感じていただけると思います。
学校関係者のみならず、多くの方に読んでいただければと思っております。詳細は決まりましたら、改めてご連絡いたします。

(E)
posted by 著作権教育フォーラム at 21:41| Comment(1) | TrackBack(0) | お知らせ
この記事へのコメント
偶然ですが、ここにたどり着きました。ご活躍のようで大変うれしいです。
正直、僕にはわからないことばかりですが、一つ一つについては興味があります。わかりやすさが一番大事です。
カットアンドペーストがクリエイティブの時代、オリジナルを作ることさえ著作権との戦いで僕にはその才能すら持ち合わせていないのですが、子供たちにとって少しでも良い未来と、良い体験ができる時代と、背景作りをお願いします。
僕がはるか昔同じとを話したと思います。硬い法律はわかる。だけども、子供たちが楽しく学んぶことは誰にも止める権利はありません。
良い、教育環境を作ってあげてください。
Posted by hiroaki at 2007年12月10日 22:05
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