2010年01月06日

2010年も宜しくお願いいたします

あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

・・・と、かいてみたものの、昨年は年頭のご挨拶以外一度も更新しておらず、まずは深い反省と共に、今年は、今年こそは定期的な更新を致したいと思います。

新年最初の(しかも三が日も過ぎた後ですが)更新で、些か言い訳めいておりますが、昨年のことを少々申し上げたいと思います。
昨年の2月に、実はそれまで勤めていた会社を退職し、同月に権利処理を専門とする会社を興しました。
社名は 合同会社コピライトクリアランス&コンサルティング。
「何をしている会社なのか、社名を見たら解るように」と思ったら、こんなに長くなってしまいました。通称はC3(シースリー)です。頭文字を取ってCCCとすると、大手グループのようですし、アメリカの権利団体のようでもありますし、C3(シーキューブ)とすると、ケーキ屋さんと間違えそうですので・・・。
権利処理を専門、と申しましたが、私どもが以前から構想しておりました「権利処理機構」の具体化のような事を行っております。
C3は「権利者団体」ではありません。利用者の立場から「権利者団体」及び「権利者」に対して、利用者に代わって著作物の利用の交渉と許諾を受け持つ、ということを行っています。
唯今は、放送局の放送権利処理と、イベントに使用する楽曲や映像の処理を行っております。
放送の場合は、権利者団体とは包括契約がありますから、決められた手続きに従い、書類を作成すればいいのですが、個人や海外とのやりとりはそうはいきません。
また、過去の映像を利用して番組を制作するチームの相談もおこなっていますから、番組制作のディレクターさんと、「この素材使いたいんです」とか「何とかなりませんか」とか、相手は大人だけれど、ワークショップの時を彷彿とさせるやりとりが、日常になっています。許諾が降りたときの感動も、ディスカウント交渉が成功したときの嬉しさも、あの時と変わりません。そして、権利者から丁寧なお手紙を拝受することも・・・。
ワークショップと違うのは、当たり前ですが、「例外」規定がないと言うことですし、「根回し」も「教育的配慮」も無いことです。けれど、それ以外はやはり、何も代わらない。もう前のことになってしまったけれど、ワークショップでやった小さな事は、そのままビジネスの世界でも十分に通用する。このことを改めて思い直した1年でした。
そして、「権利処理」を形にするのに必死だった1年でした。

その間、教育と著作権の活動につきましては
ICT Education No 41(09/06/20刊)
学校コンピュータ「ソフトウェアの著作権」(09/09/08号) 
日本教育新聞(09/11/03刊) 
のインタビュー等、お受けしておりました。
また、昨年はこれまで継続してゲストスピーカーとしてお招きいただいておりました、筑波大学大学院、東京都市大学に加えて、早稲田大学でもお話しを致しました。大学生ともなると、当然に知識も豊富ですし、技術力もありますから、「私的利用」のために、色々なことを試みるようになります。当然ブラックな行為も、グレイな行為も・・・。ですので、高等教育においてお話しするときは、「法律」や「権利・義務」という話だけではなく、「考える」ことの大切さ、つまり「交渉」の意味を理解して貰えるように心がけています。
お話しした後で、皆さんが講義の感想を寄せてくださいます。その中には、とても鋭いものがあります。
少しずつご紹介して、彼らが疑問に思ったことを、深く考えてみたいと思っております。

C3は小さいながら私企業です。従いまして、営利に関わるような権利処理については、こちらでご相談を受けております。
教育目的の権利処理については、引き続き NPO著作権教育フォーラムでお受けしております。

双方併せて、本年も宜しくお願いいたします。

(え)
posted by 著作権教育フォーラム at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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