2007年01月01日

頌春 今年の抱負

 新年明けましておめでとうございます。本年も当フォーラムの活動をご支援いただけますようよろしくお願い申し上げます。
 年末に、学校への導入OSにリナックスを検討しているという経済産業省のニュースがありました。(残念ながらNHKのニュースでしか扱っていないようで、キャッシュしか見あたらないのですが…)
 学校では未だにウィンドウズ98やMEを使用しているところも多く、実際に去年イベントを行った加古川市においても、98を使っていました。そんな中でMSがサポートを打ち切るということになったようなのですが、だからといってXPを購入すればいいという簡単な解決は出来なさそうです。学校に設置されているPCではスペックが低くてXPは使えないのです。そして学校には全PCをハイスペックに買い換える予算的余裕はあまりありません。そこでリナックス、フリーソフトウェアに注目されたのではないかと思います。実際には一昨年くらいから小学校へのリナックス導入の実験が開始されており、その結果が良好であったというのもふまえての決定ではないかとは推測されます。
 PCだけではありません。著作物利用においてすら予算が無くて断念しているのも現状です。予算がないから著作権フリーを利用すればよいという解決策が、根本的な問題への解答ではないというのと同様、これらはどちらも共通する問題として認識されるべきでしょう。お金がないからフリーウェアというのでは大切な基本姿勢が欠落してしまうでしょう。
 今後は「フリーウェア」や「クリエイティブコモンズ」についても学校で教える必要が出てくるでしょう。しかしそれらは「応用」なのです。既存の著作権について疑問を呈した人たちが新たな著作物の利用について新たなルールとして確立したのです。
 「学校教育において、著作物は自由に無償で利用できるべきだ」というのが徹頭徹尾私の考えではありますが、そのためには「なぜ自由ではないのか」という「著作権の精神」の根源理由をきちんと解説していく必要があると思います。
 今年はそのことを念頭に1年活動していきたいと思います。
 皆様に取りましても、この1年が実りある年になりますように…

(E)
posted by 著作権教育フォーラム at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム