2006年12月04日

著作権教育サポートネットワークの必要性

 先日、著作権情報センター主催の著作権パーティーに事務局ともども参加いたしました。こちらでは著作権業界のお歴々が一堂に会するので、ひよっこの私どもは末席を穢させて頂いてるという感じですが、当フォーラムの活動広報とまた来年度の企画に向けて、ご協力のお願いをかねてがんばって諸兄諸姉とお話させて頂きました。
 おかげさまで体験型著作権学習イベント「実践!著作権」は、昨年コピライトのエッセイに載せて頂いたため、多くの方に認知いただけ、また一定の評価を頂戴いたしているようでほっと致しております。

 さて、そんな中私どもと同じように著作権教育に取り組んでいらしている方とお会いできました。行政書士の方ですが、著作権教育に対する姿勢は私どもと同じ考えで、禁止事項を教えるだけではなく、(無断利用が)いい場合、その理由まで教えること、そして現状の著作権のあり方まで考えるような教育である必要があるのではないかということをお話されていました。そこで学校教員向けの著作権講習を行っているということでした。同じような見解で教育に取り組んでいらっしゃる方にお会いできて本当によかったと思いました。やはり共通の問題は、適当な教材が不足していることと、教える内容について、そして先生方が○か×かということを必要としてしまいがちであるということでした。違法か否かを安易に問うのではなくなぜ違法なのか、何が違法なのかを考えていけるように、先生方にもっと多くの情報を提供していかなければならないと感じました。
 実際に学校の先生方と向き合った著作権教育を行っていらっしゃる方の多くが、同様な思いを抱いているのですから、一度著作権教育を行っている先生方の意見というのを集約してみるというのは非常に重要な提言につながるような気がします。
 普通「教育」というものは、教える側=教師がある程度の知識を持っているからこそ教わる側=生徒に的確な情報の教授ができるものであり、そのために「教員として教育」される機関も期間もあるわけです。ところが、著作権に代表されるような技術の発展に伴って生じる情報については、教師自身が教育される場が圧倒的に少ない、しかもOJTで獲得できるような知識ではない場合も多いわけです。そんな中で先生方は著作権について生徒に教育しているのですから、もっと効率よい授業の提言、先生方自身への教育の場というものの提供について、積極的なサポートが必要ではないか、そのためには実践している先生方の声を集約し、私どものような活動をしているところが情報交換し、サポートのネットワークを広げることではないかと思いました。
 そのためにも少しずつですが、いろいろなところにお邪魔して広報してまいりたいと思っています。また、ご賛同いただける先生方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡いただければと思います。

(E)
posted by 著作権教育フォーラム at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム